車やバイクを運転してる方の全員が所持している運転免許証ですが、実は運転免許には3種類の色で分けられています。
色ごとに有効期限や更新料金が異なり、ゴールド免許には特典があります。
今回は運転免許の種類と色について解説!紹介します。
運転免許の色と種類や違いについて!
運転免許証には3つの色がありますが、3つは主にドライバーのレベルで分けられています。
なお、免許証の色というのは、運転免許証の有効期限の欄の色のことを指しています。
それでは、グリーン免許⇒ブルー免許⇒ゴールド免許の順番で紹介していきます。
グリーン免許【新規取得者】有効期限は3年
グリーンの運転免許は、運転免許自体をはじめて取得した方に交付される免許で、有効期限は3年です。
3年間はグリーン免許となりますが、3年経過後の初回更新時(1回目)にブルーの免許へ変わります。
なお、初回更新時は「初回更新者講習」を受けなくてはいけません。
もし3年の間に、現在持っている上位の免許を取得した場合は、交付時に3年経過していなくてもブルーの運転免許に切り替わります。
グリーン免許は交通違反に注意!
グリーン免許の間は特に交通違反に注意しなくてはいけません。
というのは、初めて運転免許を取得後1年以内は「初心運転期間制度」の対象となります。
対象になるのは、
- 原付免許
- 普通自動二輪免許
- 大型二輪免許
- 普通自動車免許
の計4種類です。
これら各免許ごとに1年間の期間が設けられていて、1年以内に計3点以上の交通違反をしてしまうと「初心運転者講習」を受けなければいけません。
例えば、原付バイクを運転中に「2点の交通違反」、普通自動車運転中に「2点の交通違反」の計4点の違反をした場合は「初心運転者講習」の対象となります。
なおカウントは各免許ごとです。
少々分かりにくいと思いますので、「例」で紹介します。
- 例① 原付バイクを運転中に1回目の交通違反が1点・2回目の交通違反が2点となった場合は対象となります。
- 例② 原付バイクで1回目の交通違反が3点以上になった場合や大型自動二輪で3点に対象になります。
- 例③ 自動車を運転中に1回目の交通違反が3点の場合は対象にはなりません。
- 例④ 自動車を運転中に1回目の交通違反が3点・2回目の交通違反が1点の場合は対象になります。
このように違反点数が3点以上になると「初心運転者講習」の対象になります。
※例③の場合ですが、1回目の交通違反が3点(1回の交通違反が3点の場合)の場合は対象にはなりませんが、例④のように2回目の交通違反をした場合は対象となります。
なお、「初心者運転者講習」は任意なのですが、講習を受けないと運転免許の再試験を行わなければいけません。
更に再試験を受けない場合は、対象の免許が取り消しとなります。
[st-kaiwa2 r]なので、注意して運転するようにしましょう。[/st-kaiwa2]
「初心運転者講習」は運転免許センターで受けることになりますので、近くの警察署では受けることができません。
時間も取られてしまいますし、講習費用も自分で負担しなくてはいけないので色々と面倒なのです。
[st-kaiwa1]なので、免許取得後1年以内は特に気を付けて運転するようにしましょう。[/st-kaiwa1]
ブルー免許【一般運転者・違反運転者・初回更新者】
ブルーの免許は「一般運転者」「違反運転者」「初回更新者」の3つが対象の免許です。
ブルー免許は3つが対象! 有効期限は5年or3年
【一般運転者】
免許を取得してから5年以上経過していて、3点以下の軽微な違反が1回のみの方に交付されます。
有効期限は5年です。
【違反運転者】
交通違反が複数回ある方、または交通事故を起こした方に交付されます。
有効期限は3年です。
【初回更新者】
免許取得後5年以内で違反が無く、交通事故を起こしていない方に交付されます。
有効期限は3年です。
ゴールド免許【優良運転者】
ゴールド免許は「優良運転者」の扱いになります。
免許を取得してから5年以上経過していて、なおかつ5年以内に交通違反や交通事故を1度も起こしていない方に交付される免許です。
ゴールド免許の特典とは?
運転免許を持っている方はこのゴールド免許を目指している方は少なくないでしょう。
ゴールド免許になると、色々な特典がありますので、ご紹介します。
ゴールド免許の特典は以下の4つです。
- 更新の手続きがスムーズに進む
- 地元の警察署で更新手続きが出来る
- 免許の更新費用も安く済む
- 自動車保険料が安くなる場合がある
このようにいくつか特典があります。
1つずつ紹介します。
[st-kaiwa1]更新の手続きスムーズです。[/st-kaiwa1]
ゴールド免許の方が更新時に受ける「優良運転者講習」は30分で終わります。
ブルー免許の方が受ける「一般運転者講習」は60分「違反運転者講習」は120分です。
比べてみると大きく時間が違います。
[st-kaiwa1]地元の警察署で更新手続きが可能に![/st-kaiwa1]
各都道府県の運転免許センターや運転免許試験場まで行き、更新をする必要がありません。
警察署で免許更新ができます。
[st-kaiwa1]免許の更新費用が安い。[/st-kaiwa1]
ゴールド免許だと更新手数料が「優良運転者」の区分になるので料金は500円です。
一般運転者は800円・初回運転者と違反運転者は1,350円です。
[st-kaiwa1]保険料が安くなる?[/st-kaiwa1]
ゴールド免許は保険料が割引になることがあります。
保険会社によっては割引にならない場合もありますが。
割引のある保険会社は「優良運転者」=「事故を起こす可能性が低い」ととらえているようです。
その分保険料が安くなることがあります。
ゴールド免許で違反すると?
ゴールド免許で違反してしまうと、次の更新の際は運転免許の色がブルーに変わります。
有効期限が5年から3年に変わったり、保険の料金も変わってくるので、ゴールド免許を維持してください。
[st-kaiwa1]ゴールド免許を維持できるよう、安全第一の運転をしましょう。[/st-kaiwa1]
グリーン・ブルーからゴールドになるための必須条件とは!
グリーン免許やブルー免許からゴールド免許になるには、無事故・無違反で5年間という条件を満たすことです。
この無事故・無違反というのが必須条件です。
[st-kaiwa1]なかなか難しいかもれませんが、頑張ってゴールド免許を手に入れましょう。[/st-kaiwa1]
最短でゴールド免許を取得するのはこの方法!
最短でゴールド免許になるためには、更新前に「上位の免許」を取得する方法があります。
更新を行うタイミングによっては、7年ほど無事故無違反を続けないとゴールド免許を交付されないこともあります。
無事故無違反の期間が5年経過している場合であれば、免許証の有効期限がかなり先でも、新しい免許を併記するタイミングでゴールド免許にすることができます。
- 普通自動車を持っている⇒大型免許を取得する
- 普通自動二輪免許を持っている⇒大型自動二輪免許を取得する
- 原付免許を持っている⇒自動二輪免許を取得する
このように、別の免許を新たに取得する場合に、ゴールド免許の条件が満たされているのであればゴールド免許をてにいれることが可能です。
現在の交通違反の点数を調べる方法
現在の違反点数を確認は「累積点数等証明書」という書類で確認ができます。
取得方法は、最寄りの警察署・交番・駐在所で運転履歴証明申請用紙(無料)を受け取り、必要事項を記入の上、郵便局のATMで手続きができます。
手続きする際に、手数料(630円)がかかります。
申請手続き後にだいたい一週間から二週間ぐらいで郵送で自宅に送られてきます。
自分の点数が気になる方は、少々お金がかかりますが是非この方法を使ってください。
まとめ
ゴールド免許を目指すということは安全運転の意識があるということです。
ほんの少しかもしれませんが、その意識は事故防止に繋がっているはずです。
ゴールド免許は色々特典もありますし、デメリットなんでないでしょう。
5年間無事故無違反はなかなか難しいかもしれませんが、是非ゴールド免許を目指しましょう。