いよいよ、社内研修がスタートしました。

入社前の説明では、社内研修は4日程と聞いていたのですが「約2週間行う。」とのことです。

まず最初の3日間は、会社の車で営業区域内の池袋・渋谷・新宿・品川などの主要駅と羽田空港を周り、併せて銀座の乗車禁止エリアの確認を行います。

 

いわゆる地理研修です。

 

別会社でタクシー乗務員をやっている知人からは、「羽田・成田空港の周辺と銀座の乗車禁止地区のルール、この二つを教わったら、すぐに添乗実車研修だと思うよ。」と言ってました。

そんなことを聞いていたので、少々驚きましたが、単独乗務前に少しでも多く、都心を走れるのは有難いです。

 

ただ、配送の仕事やプライベートで都内を走ったりはしていたので、「ある程度は大丈夫かな。」とは思っていましたが、

実際に走ってみると、忘れている部分も結構ありましたので、事前に確認という意味でも走ることが出来てよかったです。

この地理研修では営業の仕方も伝授していただけた!

この地理研修には、道を覚えるだけでなく、「空車時や実車時を想定した研修」も含まれていました。

具体的には、

  • どのエリアにもお客様をお乗せしやすい場所があるので、その場所や流し方
  • 高級ホテルの入り方や車寄せの仕方
  • お客様から良く指示される交差点、施設、目印
  • 転回(Uターン)可能な場所の確認
  • 羽田空港への行き方や降車場所
  • 実車中のタクシーが良く使う抜け道
  • 休憩を取る場所、トイレの場所

 

など、日々の営業のためになる知識やテクニック等です。

研修中もしばしば、「色々と覚えることがあって大変だな。」と思いましたが、どれも営業に役立つ知識なので早急に身に着けます。

流し営業でもなく、付け待ちでもない営業方法も伝授!

研修中に、一つ気になる営業方法を教わりました。

 

それは、「流しではないけど付け待ちでもない営業方法」です。

流し営業は走りながらお客様を見つけるものだと思っていたのですが、お客様が多いエリアでは、道路形状などを利用すればお客様をお乗せすることができます。

 

「おぉ~ッ。」と思うやり方です。

 

教わったこの営業方法は、単独乗務になったら是非実践したいと思います。

更にこのやり方を色々と派生させていけば、どこのエリアでも使えます。

追々、自分流のやり方も確立できればと思います

地理研修を振り返って!

このように、3日間かけて事前に多数の地理を学ぶことが出来、非常に濃い内容の研修でした。

自分の中では研修というのは「機器の操作」や「ドアの開け閉め」「接客の仕方」を数日間で学んで、その後、2回の添乗研修を行った後、単独乗務だと思っていたのですが、

ここまでしっかりとした研修があるとは思ってなかったです。

 

冒頭で話した、別のタクシー会社で働く知人に話をしたら、「そこまでしっかりと研修やってくれるの!」と驚いていました。

ちなみに知人の会社は道を詳しく覚える研修は無かったみたいです。

それを考えると、自分の入った会社の研修は本当に有難いです。

そんな3日間の地理研修はあっという間でした。

急遽、添乗実車訓練をやることに。

この研修の後は、「5日間の接客や接遇の研修」があると聞いていたのですが、会社の方が「その研修まで日程の関係で日数が空いてしまうから、勿体ないから明日、添乗実車をやる。」と。

ということで、急遽「添乗実車」をやることになりました。

嬉しい半分、不安半分です。

ただ、添乗実車は、実際にお客さまをお乗せして乗務できます。

空車でお客様をお探しして、乗車~降車までの一連の流れを経験できるので、しっかりと勉強したいと思います。

 

今後も頑張ります!