短期間で免許取得が可能な合宿免許。
学生の間で人気の運転免許取得方法です。
ただし、短期間と言っても、途中の試験に一回で受からないと、期間を延長しなくてはなりません。
短期間で免許を取得することができなくなるので、合宿免許で取る意味自体もなくなることもあります。
今回は合宿免許での期間延長についてご紹介します。
[st-kaiwa1]色々な理由で期間延長になることがあります。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]これから、合宿免許で運転免許取得を考えている方などは、是非参考にしてください。[/st-kaiwa1]
合宿免許での期間延長って?
合宿免許で、期間を延長になることは十分あり得ます。
検定試験に落ちて、期間延長になることはしょうがないと思います。
でも、それ以外の学科試験や、遅刻などで、期間延長になるのは避けたいです。
[st-kaiwa1]では順番にご紹介します。[/st-kaiwa1]
延長になる理由とは?
第一段階から第二段階に進めない
まずは、技能と学科が合格ラインに達していない場合、延長になります。
教習は第一段階と第二段階に分かれています。
第一段階から第二段階へ進む時に、技能教習の場合は「見極め」、「仮免許運転試験」を行います。
学科の場合は「仮免許学科試験」が行われます。
これらに合格しないと第二段階へは行けないのです。
[st-kaiwa1]落ちてしまうと再試験になります。[/st-kaiwa1]
技能教習に関しては1日に運転できるのは2コマまでです。
なので、落ちてしまうと「補習教習」を1コマ受けた後に、試験を再度受けなくてはなりません。
しかも、技能試験には予約が必要なので、次の試験は必然的に翌日以降になります。
また、各試験は一日1回のみ実施されます。
試験日は曜日によって決まっている教習所が多いです。
なので、「次の日にまた試験を受ける。」というわけにはいかないです。
[st-mybox title=”3回落ちると!” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
※仮免学科試験は3回落ちてしまうと、日数が延びるだけででなく、一時帰宅をしなくてはいけないです。
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卒業検定に落ちてしまう
「仮免学科試験」「見極め」同様に卒業検定に落ちてしまうと、再受験する必要があるので、必然的に日数が延びてしまいます。
同じく卒業検定の試験日も、曜日で決められているので、落ちてしまうと日数が延びてしまいます。
卒業検定も1日に何回も実施することもありません。
[st-kaiwa2 r]基本1日1回です。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]頑張って、1回で受かるようにしましょう。[/st-kaiwa1]
教習を受けることが出来ず、延長になる場合
教習を受けることができなく、日数が延長してしまう方もいます。
こんな場合は教習が受けれません。
- 寝坊して教習時間に間に合わなかった
- 教習の時間を間違えていた
- 体調不良による欠席
- 前日に飲みすぎてお酒が残っている
などです。
「寝坊」に関してですが、相部屋で滞在している場合なら、もしかしたら起こしてくれるかもしれません。
ただ、相部屋の方と同じ教習時間とは限らないです。一人一人スケジュールが組まれているので、時間割は人それぞれ違います。
自分のスケジュール管理を徹底して、目覚ましの時間設定を忘れないようにしましょう。
[st-kaiwa2 r]相部屋だからと言って、気を抜かないでおこう。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]私は、5分置きに目覚ましをセットしていました。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2 r]意外にも寝坊する方はいますので、ご注意くださいね。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]「教習時間に間違えていた」はスケジュール管理をしっかり行えば防げるはずです。[/st-kaiwa1]
ちなみに、「教習時間に5分遅れたぐらいなら大丈夫」という方もいらっしゃいます。
少しの時間でも時間に遅れてしまうと、教習は受けれません。
というのは、技能教習に関して「キャンセル待ち」という制度を行っている教習所が多いです。
キャンセル待ちは、埋まっている技能教習の時間に、予約している生徒が来なかった場合、キャンセル待ちの予約している方が教習を受ける制度です。
教習時間に生徒が教習所にいないと、キャンセル待ちをしている方が教習を受けますので、教習時間に遅れてしまうと、そのコマの教習は受けることができません。
[st-kaiwa2 r]技能教習は特に時間厳守で。[/st-kaiwa2]
お酒は十分注意してください!!!
[st-mybox title=”お酒に注意!!!” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
飲みすぎてお酒が残ってしまっているとお酒が完全に抜けきっていないので、車の運転をすることはできません。
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自分ではお酒が抜けていると思っていても、臭いがする場合は抜けていないので、この場合も運転は出来ません。
[st-kaiwa2 r]「お酒」には本当に注意が必要です。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]一番いいのは合宿中はお酒を控えることです。[/st-kaiwa1]
[st-mybox title=”バレますよ!” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
※お酒の臭いはすぐわかります。素人でもわかるので、教習所の指導員の方ならすぐに気づくでしょう。
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延長になったら料金とスケジュールはどうなるの?
次は延長になった場合の料金とスケジュールです。
【修了検定や卒業検定で落ちた場合】
「追加の検定料金一回分」+「補習教習1回分(1コマ分)」+「1日分宿泊代」が必要です。
合わせると、結構な金額になります。
[st-kaiwa2 r]なので、一回で受かりたいですよね。[/st-kaiwa2]
【遅刻、体調不良で教習を欠席した場合】
「技能教習1コマ分」+「1日分の宿泊代」が必要です。
体調不良はしょうがないですが、遅刻などその他不注意で教習を欠席するのは避けたいです。
延長ってよくあるの?
[st-kaiwa2 r]そもそも延長する人は多いのでしょうか?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]延長になる方はそれほど多くありません。[/st-kaiwa1]
といっても、誰でも期間内に卒業できるという訳でもないです。
先ほど説明した通り、検定に落ちたり、運転技術が卒業レベルに達しなかったりと、様々な理由で延長する方がいらっしゃいます。
延長しないためにはどうしたら良いの?
延長しないためには、まず体調管理をしっかり行うことです。
体調が悪くなると勉強どころではなくなります。そんな状態で技能教習を受けたとしても、なかなか集中しずらくなるので、運転技術が身に付かなくなります。
結果、技量や知識がなかなかつかず、追加の補習を行わなければならないので、日数が延びてしまいます。
[st-kaiwa1]基本的な「手洗い」「うがい」から行いましょう。[/st-kaiwa1]
もう一つは、予習、復習をしっかりと行うことです。
教習中は集中して取り組み、それ以外では少しでも時間があれば、勉強するのをおすすめします。
ネット上でも学科試験の練習問題が出来るサイトが存在したりするので、是非活用してみるのも有りです。
ただ、学科試験は似たような問題が出てきますから、過去問を繰り返し解いていると、徐々に頭に入ってくるでしょう。
[st-kaiwa1]学科は覚えることが多く大変ですが、頑張って乗り切ってください。[/st-kaiwa1]
延長しないために
延長してしまいそうと不安になるかもしれませんが、そこまで心配する必要はありません。
限られたスケジュールの中で卒業できるようにカリキュラムが組まれています。
なので、合宿中は遊びは程々にして、しっかり勉強して、免許を取得することに集中しましょう。
念のために、延長した時を想定して対策をするのも有りです。
[st-kaiwa1]可能であれば、合宿免許の卒業予定日の次の日から、3日間ぐらいはスケジュールを空けておくのが良いです。[/st-kaiwa1]
日数が延びるのもそうですが、延長した時の追加費用に不安のある方は、「追加料金がかからないプラン」を選ぶのも良いでしょう。
追加料金がかからないプラン
万が一延長した時に追加料金がかかってしまうのは痛いですよね。
そんな場合にぴったりなプランがあります。
それが「追加料金がかからないプラン」です。
[st-kaiwa1]いわゆる「安心プラン」というものです。[/st-kaiwa1]
「安心プラン」は、万が一延長となっても「追加の技能教習代金」「宿泊代金」「検定料」など追加料金がかかりません。
合宿免許のプランに付け足す「オプション」のようなものです。
[st-kaiwa1]付け足すのに、少しですが、料金がかかる場合もあります。[/st-kaiwa1]
「安心プラン」を付け足される方の理由は、「始めて免許を取得する。」「期間内に終わるか不安」など様々ですが、ほとんどの方がこの「安心プラン」を付け足しています。
教習所によっては回数制限や年齢制限をしているところもありますので、「安心プラン」を利用する際は、各自動車教習所の案内を確認してください。
[st-kaiwa2 r]ユウスケさんの体験談をどうぞ。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1]ここからは私の体験談です。[/st-kaiwa1]
私も自動車免許を取得する時と、自動二輪車(バイク)の免許を取得する時に、この「安心プラン」を付け足して教習をしました。
自動二輪免許を17歳の時に取ったのですが、この時は卒業検定で落ちてしまいました。
本来なら「補習分の技能教習代」と「卒業検定代」がかかるのですが、このプランに入っていたので、追加料金はかかりませんでした。
次に自動車免許を取得した際も「安心プラン」を付けましたが、この時は、卒業検定までの試験は、全て1回で受かったので必要ありませんでした。
ただ、「安心プラン」を付けていたこともあり、試験も気持ち的に余裕を持って挑むことができたのを覚えています。
「落ちても、料金はかからないからそこまで心配ないや。」という気持ちでした。
なので、不安な方は是非「安心プラン」を選ぶのをおすすめします。
但し、個人都合の場合は保証対象外です
「安心プラン」は追加費用がかからない。と紹介しましたが、これはあくまで真面目に教習を受けている場合です。
こんな場合は保証対象外となり、追加費用が必要になります。
- 寝坊で教習を受けれなかった
- 遅刻してしまった
- 体調不良での欠席
- 予定が入り、一時帰宅してしまった
など、生徒個人の都合によって延長になってしまった場合は、自己負担をしなくてはいけません。
あくまでも、「追加料金がかからない」というのは、生徒が自身が原因ではない場合で延長になった場合の特例措置です。
自己管理をしっかりとして、真面目に教習を受けていれば、こんな追加費用が自己負担になることはありません。
[st-kaiwa1]真面目に教習を受けていれば大丈夫です。[/st-kaiwa1]
まとめ
合宿免許での期間延長について、ご紹介しました。
技能検定や技量が上がって行かないと、期間が延長してしまいます。
技能教習、学科教習は集中して受けましょう。
もし、不安であれば「安心プラン」をつけておくのも良いです。
「安心プラン」をオプションで付けておけば、追加料金はかかりませんからね。
是非、延長なしで卒業できるよう、頑張って教習に励んでください。